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種の形発芽の様子花・つぼみ

 

ナスは、インド東部の熱帯アジア原産で、本来は低木状の直立性多年草(2年以上にわたって生存する植物)ですが温帯では一年草本(1年以内に発芽・生長・開花・結実を完了し、枯死する植物)として栽培されています。




ナスの種子は外部・内部ともにトマトに似ていますが、種皮には毛がなく、黄色で光沢があります。




発芽(はつが)の適温は、25〜35°です。ナスは、発芽するまでのあいだ、変温操作をおこなったほうが発芽率が高く、よくそろいます。ナスの種子は酸素不足に敏感で、まき床の水分が多すぎると、発芽がきわめてわるくなります。発芽のときはまず根が先にのび、その後、茎がのびて子葉が地上に出ます。そして、最後に子葉が開きます。




大きく育った子葉の間から、本葉が出てきます。節(せつ)と節の間隔が狭いもののほうが丈夫です。
苗は、一番下の子葉が残っている茎が太めのがっしりしたものを選びます。
子葉の先に種皮の内部が乾いて張り付き、いつまでも種皮がついたままになってしまうことがあります。発芽には、水分や温度、種の埋まっていた状態などいろいろなことが影響をあたえます。




葉は、円形で長柄を持ち、葉縁は大きく波状です。茎や葉には星形の毛が生じます。
葉の形は小さくても張りやつやがあり葉脈(ようみゃく)が紫がかったものが丈夫です。




花は、単生または2〜3花の総状花房(そうじょうはなふさ)です。紫色の花が咲きます。ナスの花はほとんどが実になり、結実(けつじつ)せずに落ちるものは少ないと言われています。




果実は子房(しぼう)の発達した果実で、中果皮(ちゅうかひ)および胎座(たいざ)組織が、食用部の大部分を占めています。果実は丸形から長形まで様々なものがあり、大きさは20〜800g位と変異に富んでいます。
果実の黒紫色は、主としてアントシアニン系色素のナスニンの蓄積によるものです。


ナスの根は、直根(ちょっこん)性で横の広がりは少なく、地下1m程度まで深く伸びます。