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ナスの色は何からできている?ナスの効用おいしさの秘密

 

ナスは90%以上が水分で、栄養的にはそれほど期待できませんが、わが国や中国では古くからさまざまな薬効が期待できるとして、民間療法に使われてきました。
熱を冷ます、血液の循環をよくする、痛み止め、尿の出をよくするなどの作用が知られており、のぼせ改善、高血圧症の改善によいといわれています。
鮮やかな紫色は、ナスニンという色素によるものです。ナスニンはコレステロール値を下げて動脈硬化(どうみゃくこうか)を防ぐ働きがあります。また、クロゲン酸とういポリフェノールも含まれています。ポリフェノールは活性酸素や過酸化脂質(かさんかししつ)の生成を抑え、老化やガンを防ぐ作用があります。


体を冷やす作用があるので、冷え性の人は、多食しないようにしましょう。
ナスは声帯(せいたい)を荒らし、声を悪くする作用があります。咳(せき)の出やすい人が多食すると、咳がひどくなるので注意しましょう。


ナスは加熱するとことによって渋味が消えて甘さが増し、一段と風味がよくなります。特に油で炒めたり揚げたりする調理法が、最高の風味を味わえる調理法といえます。
これは渋味の成分であるポリフェノールやクロロゲン酸の一部が油に移行するためと、油分がクッションの役目を果たして舌が直接渋味を感知しなくなるためだと考えられます。また、油で揚げると、紫の美しい色を保つことにもなります。