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種の形発芽の様子茎・つる雌花と雄花

 

カボチャは、ウリ科のカボチャ属に属するつる性の草本植物です。日本で食用とされているカボチャは一年草です。主に西洋カボチャ、日本カボチャ、ぺポカボチャに分けられますが、その品種によって実の大きさや形などに大きな違いがあります。ここでは西洋カボチャの特性を中心に紹介します。




西洋種の種子は表面がなめらかで、色は灰白から褐色です。日本種は少しざらざらしていて灰色です。食べるときに見る種は、もう少し膨らみがあるように感じますが、乾いた種は中の水分が少なく、薄くなったように見えます。細かい毛がたくさん生えています。


発芽の最適温度は25〜30℃です。適度な湿度があれば播種(はしゅ)後3〜4日で発芽(はつが)します。その後は、徒長(とちょう)させないように換気をして地温16〜20℃で管理します。

葉は、互生(ごせい)し、扁円(へんえん)で大きく、切れ込みの浅いものから深いものまであります。
西洋カボチャの葉には、種と同じように表面に細かい毛がたくさん生えています。日本カボチャには、西洋カボチャにある硬いとげのような毛がありませんが、軟毛は生えています。
形は西洋種では丸みがあり銀白斑はありませんが、日本種ではやや角張っていて銀白斑が入ります。ぺポ種は切れ込みが深く銀白斑は無いものとあるものがあります。


西洋カボチャの茎は丸く柔らかく、日本カボチャの茎は角張り硬いです。
つるは、ほふく性(地面をはう)でまきひげを持っています。日本カボチャの場合ほとんどが無限伸長型で、まれに芯止まり型もあります。


葉えき(葉の根元)に大きい合弁花(ごうべんか)を1個つけます。黄色い色の花びらは先がとがっていて5〜6枚のように見えますが、根元の所では1つにつながった合弁花です。雌雄異花同株(しゆういかどうかぶ)で、両性花(りょうせいか)をつけることもあります。

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カボチャの実は、品種によってさまざまな形や大きさになります。
西洋種の果実は比較的大きく、平滑(へいかつ)のものが多いです。果皮には硬軟(こうなん)があり、肉質には粉質と粘質があります。果柄(かへい)は円筒型でコルク質で肥厚(ひこう)して柔軟です。
日本種の果形は、果面に縦溝が深く入ったものや、こぶ状になっているものがあります。果形は果柄部と花こん部がくぼみ、果面が凹凸で扁平形ですが、まれに平滑で長果形もあります。
ペポ種は大きさ・形・色の変化に富んでおり、食用と鑑賞用があります。果皮(かひ)は硬いものが多く、貯蔵性に優れています。


カボチャの根は、直根が2mも土中に伸長して、分岐根(ぶんきこん)を形成し、耐乾性と耐湿性を持っています。吸肥力も強く土壌適応性が広いです。