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トマトはビタミンの宝庫リコピンって何?トマトの効用

 



ヨーロッパでは昔から「トマトのある家に胃腸病なし」といわれるほど、その薬効が信じられていたようです。
トマトにはカリウム・カロテン・ビタミンC、B群、ケルセチンなどが含まれています。
カリウムは体内のナトリウムを排泄して血圧を下げます。血管を丈夫にするケセルチンとともに心疾患や動脈硬化を予防します。また肌をきれいにする働きもあります。そしてなにより注目したい成分が、リコピンです。


リコピンはカロテンの1つで、ジュースやピューレ、ケチャップなどに使われる赤系トマトに多く含まれています。リコピンは赤みをつくる色素で、抗酸化(こうさんか)作用があり、活性酸素(かっせいさんそ)を消す働きがあります。
トマトの酸味はクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸(ゆうきさん)で、胃のむかつきを解消し、乳酸など疲労物質を取り除く働きもあります。


トマトには、血液をサラサラにするピラジンという香り成分も含まれています。
ピラジンはパセリ、ニラ、タマネギ、セロリ、ホウレンソウなどにも含まれている成分で、血小板凝固を抑制する働きがあります。つまり、血栓を防ぐ効果があり、動脈硬化予防に有効です。

アミノ酸の一種であるグルタミン酸などが多く、イノシン酸の多いシーフードなどと煮込み料理にすると、アミノ酸の相乗効果でうまみが強くなり、おいしくなります。ボーッとして頭が働かないときなどに食べてみましょう。

食物繊維であるペクチンも多く含むので、コレステロール値の低下、便秘改善にも役立ちます。


栄養成分的にみると、ミニトマトのほうがカロテン、ビタミンCが豊富です。鉄、カリウム、亜鉛などのミネラル分の含有量も上回っています。普通のトマトよりも赤みが強いので、リコピンの含有量も多いのが特徴です。


注意すべきこと
トマトを食べる時に気をつけたいのは、冷え性の人、胃弱の人は冬に生のものをあまり食べないようにすることです。トマトには体を冷やす作用があるからです。なるべく煮たり炒めたりして食べましょう。