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種の形発芽の様子ふた葉

 

ダイコンはアブラナ科ラファヌス属の二年草木です。野菜としての形態はカブに似ていますが、構造は異なります。野菜としては、一般にダイコンとハツカダイコンに大別されます。


種は扁平で心臓型、卵型、長卵型があります。種皮は赤褐色が多く、アブラナ科では最も大きいものです。




発芽適温の範囲は広く、15〜30℃です。また、野菜の中でも発芽のすすみかたが速い方で、播種後(はしゅご)24時間くらいで発芽します。


発芽して子葉が開いたものをカイワレといいます。ハート型をしています。


どの品種も子葉(しよう)は小さなハート型ですが、葉4〜5枚目くらいからそれぞれの特徴があらわれた葉になります。板葉といってまったく切れ込みのない葉もありますが、大抵は葉全体に切れ込みがあります。その中でも葉のふちがギザギザしているものをアザミ葉、していないものをおかめ葉、とくにふかくギザギザしたものをニンジン葉といいます。葉に切れ込みが多いことで、かさなった下の葉のすみずみまで日の光がとどきます。ロゼット状(かさなりあっている)に広がって地面にはりつくようにはえます。
葉はカロテン、ビタミンC、カルシウムに富んでいます。


生長中の茎は、円盤ドーム状で、節間成長(せつかんせいちょう)はしません。地面から直接葉が出ているように見えますが、葉柄のつけ根のところに、とても短い茎があります。


花は、十字架形をしていて、おなじアブラナ科のカブやアブラナの花にそっくりです。カブやアブラナは黄色い花ですが、ダイコンは白や白にうすい赤紫、紫の花が咲きます。


葉が3〜4枚になったころ、胚軸の皮に裂け目ができて、脱皮します。これを合図のようにして、根はグングンと太りだします。肥大根は多汁質で形状や色の変異に富みます。根は、水分が94%を占めていて若干のビタミンCと無機質をふくんでいます。辛みは上部よりも根の先端部が多く、肥大が進むと減少します。