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原産地原産地からの広がり

 

原産地は、地中海地域です。古代エジプトからギリシャ、ローマを経てヨーロッパ各地に伝わりました。


古代エジプトではピラミッドを作った人たちの食べ物としてニンニクやタマネギ、そしてダイコンが食べられていたと言われています。エジプトの壁画にはダイコンが描かれています。古代ギリシャやローマ時代にもダイコンは貴重な薬として栽培され、その後ヨーロッパでも薬用植物として作られてきました。


地中海から東に向かったダイコンは、一方はシルクロードを通って中国に入り、もう一方はパキスタンやチベット・インドへと広がっていきました。ダイコンの学名「ラファヌス」は、昔の地中海地方でのダイコンの呼び名です。紀元前400年ごろの中国の書物では地中海地方の呼び名に似た、「ルフ」という名で登場しています。
ダイコンは、古代エジプトから、ギリシャ、ローマを経て、ヨーロッパ各地に伝わっていきました。ゲルマンのカール大帝(768〜815)は「農園の帝国法」を定めて、ダイコンを薬用植物として珍重し、農民にその栽培を義務づけたといわれています。とは言っても、本格的にヨーロッパに広がったのは、15〜16世紀のことです。