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地中海から東に向かったダイコンは、一方はシルクロードを通って中国に入り、もう一方はパキスタンやチベット・インドへと広がっていきました。ダイコンの学名「ラファヌス」は、昔の地中海地方でのダイコンの呼び名です。紀元前400年ごろの中国の書物では地中海地方の呼び名に似た、「ルフ」という名で登場しています。
ダイコンは、古代エジプトから、ギリシャ、ローマを経て、ヨーロッパ各地に伝わっていきました。ゲルマンのカール大帝(768〜815)は「農園の帝国法」を定めて、ダイコンを薬用植物として珍重し、農民にその栽培を義務づけたといわれています。とは言っても、本格的にヨーロッパに広がったのは、15〜16世紀のことです。
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