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魔力を封じるダイコン英語でもDAIKON

 

古代エジプトでは薬として栽培されていました

古代エジプトではピラミッドをつくった人達の元気のもととして、ニンジンやタマネギのほか、ダイコンが食べられていたといわれています。ダイコンは、魔力を封じる野菜として大切にされていました。
エジプトの壁画にもダイコンが描かれています。古代ギリシアやローマ時代には、ダイコンは貴重な薬として栽培され、その後ヨーロッパでも薬用植物としてつくられてきました。ローマでは、ダイコンはラファヌスとよばれて、ほかの野菜と区別され、金の容器にいれられてアポロの神殿に奉納されていました。


DAIKONの名前は世界に知られています

日本でダイコンが栽培されるようになったのは、いまから1250年くらい前のことです。和名では「オオネ」または「オホネ」とよばれ、「古事記」にも仁徳天皇の恋歌のなかに、ダイコンが登場しています。日本ではそれぞれの地域に根付いた在来種が100種類以上できあがっています。ヨーロッパでは二十日ダイコンくらいで、日本ほどいろいろな種類は誕生しなかったのです。
ダイコンは英語でもDAIKONとして通用するほど、日本の代表的な野菜として有名になっています。バラエティーに富んだ日本の在来のダイコンが、最近では地方から消えようとしているのは残念なことです。