・ 語源は乳 ・ レタスの仲間の呼び方 ・ 山くらげもレタスの仲間 ・
英語名のレタス(Lettuce)は、ラテン語のラクチュカ(Lactuca)からきていると思われます。この語源は、「乳」を意味するラク(Lac)です。レタスの葉や茎を切ると、乳に似た白い液がでることからこの名前がついたようです。レタスの和名は「チシャ」と呼びますが、漢字では「乳草」と書きます。この「ちちくさ」が、「チシャ」になったのです。東西を越えて、乳をイメージしていたようです。
日本ではクリスプ型の玉チシャを「レタス」、バター型を「サラダナ」とよんでいますが、これは日本独特の呼び方です。また、葉が紅紫色の葉チシャ(リーフレタス)が「サニーレタス」の名で知られていますが、これは品種名ではなく、商品名です。他にも、プリーツレタスも葉チシャの商品名です。このようにチシャはいろいろな名で呼ばれていて大変ややこしいのは、チシャの歴史が古くてしかも新しい野菜であることの現われなのかもしれません。
レタスの品種の一つにステムレタス(茎チシャ)があります。これは10〜20cm以上に伸長し、茎を利用する品種です。茎の内部は翡翠(かわせみ)のようなきれいな緑色で、さっぱりとした味わいです。この茎を乾燥させたものが、「山くらげ」です。煮物にしてもコリコリと歯ざわりがよく、大変おいしい野菜です。