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栄養成分としての働き食物繊維が最も多い野菜がん予防にも効果的

 

主な成分は炭水化物(たんすいかぶつ)で、その大部分は食物繊維(しょくもつせんい)です。ゴボウには水溶(すいよう)性と不溶(ふよう)性の両タイプの食物繊維が多く、便の量を増やし、乳酸菌(にゅうさんきん)の活動を活発にして便秘を改善してくれます。中でも水溶性のイヌリンは人の消化酵素(こうそ)で分解されませんので、消化吸収されることなくカロリー源になりません。腎(じん)機能を高め利尿作用があるとも言われています。


ゴボウは、ビタミンやミネラルはほんのわずかしか含んでいませんが、6番目の栄養素として注目されている食物繊維(しょくもつせんい)を主用野菜の中で最も多く含んでいます。食物繊維は単に便秘改善だけでなく、生活習慣病の予防へと幅広く見直されています。特に大腸がんは食物繊維の摂取量(せっしゅりょう)と反比例の関係にあることが指摘(してき)されています。発がん性物質を吸着除去(きゅうちゃくじょきょ)してくれるのです。


最近注目されている成分に、木質素とも呼ばれているリグニンがあります。リグニンには胆汁酸(たんじゅうさん)を吸着(きゅうちゃく)し排出(はいしゅつ)させる効果があります。消化吸収されずに便の量を増やして腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、腸内の有用細菌の繁殖(はんしょく)を助けます。有害物質を吸着(きゅうちゃく)して排出する働きもあるので、大腸がん予防に役立つといわれています。