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セロリ?セルリー?セリ科セロリ・シード古代の薬用植物

 

セルリーの和名は古く、オランダミツバと呼ばれていました。英名のセルリーが一般的ですが、市場流通名としてはセロリと呼ばれています。



セルリーはセリ科の植物で、ニンジンやセリ、ミツバ、セロリアーク、パセリなどの仲間になります。日本では70種類以上がみられ、食用のほか、精油(芳香をもつ揮発性(きはつせい)の油)を含むため香辛料(こうしんりょう)や香辛野菜、薬用とするものもあります。また、ドクゼリ、ドクニンジンのうように猛毒(もうどく)を持つものもあります。



セルリーには、約3mm以下の小さな種が実ります。この種はセルリーと同じ香りがします。また、かすかに苦みがあります。これを乾燥させたものが、スパイスの仲間のセロリ・シードです。ピクルスの香料として、あるいはスープなど煮込み料理のスパイスとして活躍しています。また、これに食塩を加えたセロリ・ソルトも市販されています。



ギリシャやローマの時代にも、薬や香料にしていました。当時の貨幣(かへい)にもセルリーの葉の絵柄があります。古代ギリシャ人達は、祭りの日に部屋をセルリーで飾ったともいいます。セルリー特有の強烈な香りが魔よけとされていたのです。