用語検索:

 

植えつけの準備植えつけ管理追肥茎の管理地上部の刈り取り収穫

 

レンコンは高温と多日照を好む多年生の水生野菜です。地下茎が広がり、その先端が肥大してレンコンとなります。掘り取りに労力がかかりますが、管理にあまり手がかかりません。品種は、中国から導入された支那種と在来種があります。在来種の栽培はごく一部に限られています。



日当りのよい、やや重粘(多量のねん土をふくんでいる)な水田や池辺を選び、3月までに25cmぐらいの深さによく耕します。腐敗病やザリガニの防除をかねて石灰チッ素を全面にまきます。植えつけ10日前くらいに化成肥料(かせいひりょう)と油粕(あぶらかす)を施し、水を張って土面を平らにならします。(1a当たり・石灰チッ素5kg・油粕10kg・緩効性化成肥料8kg)



4月下旬から5月上旬になり地温が13℃以上になったら、500から600gぐらいの種レンコンを、先端がわずかに地表に出るようにして3×1メートルの間隔で植えつけます。頂芽(ちょうが)は土中15cm程度の深さに埋め、基部(きぶ)がわずかに地上部へ出るよう斜めに植えつけます。ほ場の端では、ほ場の中心に芽が向くように植えます。



植えつけ後は、地温を高めるよう日中は浅水に、夜間は深水になるようにします。水面に藻類などが生えた場合は除去します。立葉3枚が展開したら徐々に浅水にしていきます。田面が露出(ろしゅつ)しないように管理します。



追肥(ついひ)は3回以上に分けて施します。植付けのスジに沿って肥料(ひりょう)を施します。浅水で施用し、肥料が葉に乗らないようにします。1回目は6月中旬頃、2回目は7月中旬頃、3回目は8月上旬頃に追肥(ついひ)します。



地下茎(ちかけい)の伸びが盛んになったら先端(せんたん)を内側に方向転換(てんかん)させて、周囲の水田に入り込まないようようにします。9月末に入ったら水を落とし、茎の肥大を盛んにします。



収穫(しゅうかく)の約1ヶ月前に、地上部の茎を地ぎわから刈り取り、10cmぐらいの深さに水をはります。こうすることで、レンコンの表面につく赤シブを取り除くことができます。



12月になると根は完全に肥大(ひだい)し終えます。水をはった状態で根をさぐり、つけ根からていねいに掘り取って収穫(しゅうかく)します。