・ 日本への伝来 ・ 品種の移り変り ・
日本へは奈良時代に仏教と共に伝えられ、はじめは観賞(かんしょう)用でした。食用品種は鎌倉時代以降、僧道元らにより再三にわたって中国から導入されて、各地に広がり現在の在来種(ざいらいしゅ)になったといわれています。
レンコンは、栄養繁殖(はんしょく)性ですが、最近になって人工交配(こうはい)や自然交雑実生(しぜんこうざつみしょう)の交雑育種が行われるようになり、新品種が育成されてきています。従来はほとんど民間人による中国や台湾からの導入系統の選抜や在来種からの系統選抜が多く、このため品種や系統の来歴不詳や、類似品種、一物複数名称、属名呼称(ぞくめいこしょう)などが多く、現在でも正確な分類が困難な品種も存在しています。