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縁起のいい食材サトイモ東南アジアとサトイモイモの子を洗うようグリーンインテリアに涼しげなやつ頭の水栽培

 

日本では稲よりも前から栽培されていて、山に生えている「やまのいも」(自然薯:じねんじょ)に対して、里で作られているので「さといも」と呼ばれました。食料作物としてだけではなく、照葉樹林(しょうようじゅりん)文化として伝わってきたものと考えられています。正月や祝いの日の儀礼(ぎれい)食として用いられる習慣が全国各地に残っています。子芋がたくさんつくことから、縁起のいい食べ物としても知られています。


サトイモは東南アジアや太平洋諸島などの地域ではタロとよばれ、食生活を支えてきました。この地域はタロイモ文化圏ともいわれています。タロイモの品種はきわめて多く、各民族に独特の多くの品種があります。栽培方法や食べ方も民族によって特徴的です。ポリネシアではすりつぶして発酵(はっこう)させた餅(もち)状の「ポイ」を主食にしています。パプアニューギニアやハワイでは石焼にして食べます。


混みあった状態を「イモの子を洗うよう」とたとえますが、これはかつて桶(おけ)の中にイモを入れて棒でかきまわしながら洗ったことに由来します。


サトイモ科の植物は、水盤で栽培するグリーンインテリアとしても利用されています。中でも、芽と葉の数が多いやつ頭はおすすめです。砂利(じゃり) を敷いた容器にいれ、芋の底が浸る程度に水を注ぎます。3〜4週間後に白い芽が、さらに約2ヶ月後には葉が出始めます。ゆるやかなカーブで、淡緑色の葉を秋口まで楽しめます。