・ 受粉のしくみ ・ ミツバチで受粉 ・ 雑草にまけないソバ ・
ソバの花には長花柱花(ちょうかちゅうか)と短花柱花(たんかちゅうか)の2種類があります。長花柱花どうし、または短花柱花どうしでは受粉(じゅふん)しても実がなりません。 穀物(こくもつ)の多くは、ひとつの花のなかでおしべの花粉がめしべに受粉して実をつくることができます。ソバは、別の株のちがう形の花の花粉とでなければ受粉しません。
ソバ畑に来る虫の中で、いちばん花粉をうまくはこぶのがミツバチです。蜜を吸うとき、長花柱花はおしべが短いので、花粉はミツバチの頭につきます。短花柱花はおしべが長いので、胸に花粉がつきます。そうすると、自然に、長花柱花の花粉は短花柱花のめしべに、短花柱花の花粉は長花柱花のめしべに受粉しやすくなるのです。ポット等の鉢植えでは、手でソバの花をなでて受粉(じゅふん)を助けます。
ソバは大きくなるのが早いので、先に大きくなって太陽の光をひとりじめします。ほかの草は光があたらないので枯れてしまいます。また、ソバはイネ科などの単子葉(たんしよう)植物がきらうような物質を根からだして、近くにはえないようにしています。