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「ピーマン」は何語?カラフルで鮮やかなカラーピーマン/カラーピーマンはビタミンも豊富トウガラシの辛み成分/辛くないシシトウガラシ

 

ピーマンはトウガラシの仲間で、辛みのないものを指します。明治以降にアメリカから導入された甘味大型種は、在来種の獅子(シシ)トウガラシとは大きな差があったため、これらを「ピーマン」と呼んで区別しました。ピーマンとはフランス語で「Piment(ピメント)」に由来します。


緑のピーマンは、完熟(かんじゅく)すると赤、オレンジ、黄に変化します。紫、黒、白の多くは完熟で赤くなります。最近では、完熟後の鮮やかな色や味に着目して作られた品種が栽培されています。赤ピーマンの赤色色素はカプサイシンという成分で、緑色色素クロロフィルが日光によって分解されることによって生成(せいせい)されます。このカプサイシンは高い抗酸化作用(こうさんかさよう)があります。善玉コレステロールや悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
ピーマンに含まれるビタミンCは、ピーマンの成熟(せいじゅく)の度合いにともなって増えていきます。完熟(かんじゅく)した赤いピーマンはビタミンCが多くなります。赤いピーマンはカロテンも豊富(ほうふ)で生食(せいしょく)に向いています。黄色やオレンジのピーマンは、焼いて皮をむき甘くなった厚い肉をおいしく食べることもできます。


トウガラシの辛みの成分はカプサンチンといいますが、ピーマンにはほとんど含まれていません。カプサンチンには、血行をよくし、体内の脂肪(しぼう)を分解する働きがあります。
シシトウガラシは日本でも古くから栽培されています。ピーマンと同じトウガラシの仲間で、辛くないトウガラシの代表品種です。種も食べられ、焼き物や天ぷらに向いています。「シシトウ」ともよばれています。名前は実の先端(せんたん)の形が獅子(しし)の口先に似ているということに由来します。