・ 原産地 ・ 原産地からの広がり ・
原産地はコーカサス・ペルシャ・中央アジア・中近東など諸説があります。
ヨーロッパ南部、地中海沿岸地(ちちゅかいえんがん)域が発祥(はっしょう)地とされています。さらに広くコーカサス南部からイラン付近までを起源地域とみる説もあります。ヨーロッパでは各地の石器時代の遺跡からエンドウが発見されていて、きわめて古くから利用されていたと考えられています。
次第(しだい)に南ヨーロッパから西へ、また北へと広まり、スウェーデンでは9〜11世紀の墓からエンドウで作った食物が発掘(はっくつ)されています。イギリスへはオランダからサヤエンドウが入って栽培されました。アメリカへは1636年にバージニアへ入ったのが最初です。アフリカでは古代エジプトでも栽培の形跡(けいせき)がなく、今も栽培はわずかです。東方へはインド北部へ古代に、東部アリアン族の到達以前に伝わっていたと思われます。中国へは3〜6世紀に西域を経て入りました。