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現在、パンやめん類に広く使われ、世界中で栽培されているコムギは、普通系コムギという種です。この普通系コムギの祖先がどのようなコムギで、どのようにして生まれたかはナゾでしたが、1944年(昭和19年)に、日本の遺伝学者木原均博士によって解明されました。木原博士は、野生種の一粒系コムギにクサビコムギが自然に交配して二粒系コムギができ、紀元前5000年頃、これにタルホコムギが混じり合って、普通系コムギが誕生したことを発見しました。このように、コムギの先祖は野生のコムギでしたが、野生コムギが自然に交配して、現在の普通系のコムギになったのです。
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