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種の形発芽の様子

 


ダイズの種は、種皮(しゅひ)と胚(はい)からなります。イネとは違い、胚乳(はいにゅう)ではなく胚が重さの大部分を占める「無胚乳種子」(むはいにゅうしゅし)です。「無胚乳種子」とは、発芽や初期の生育に必要な養分が子葉(しよう)にたくわえられているもののことをいいます。
図のように胚の中は、子葉が種の重さの90%を占め、残りは胚軸(はいじく)・幼芽(ようが)・幼根(ようこん)などとなっています。



ダイズの種子が芽を出すには、温度と水とたくさんの酸素が必要です。なかでも、温度はとても重要で、地中の温度が15〜30度は必要です。さらに適度な湿度があれば3〜5日で発芽します。
種まきと同時に種子は水を吸収し、種皮を破って発芽がはじまります。まず幼根がのびだし、それとともに胚軸が上にのびていきます。胚軸は子葉中の養分を使いながら子葉を地上に押し上げます。約一週間ほどで「ふたば」と呼ばれる子葉が出てきて、20日もすると、本葉(ほんよう)が顔をだします。



ダイズの根は幼根が生育して地下にまっすぐに伸びる主根(しゅこん)と、その主根の側方に伸びる側根(そっこん)とからなります。根は茎・葉・さや・実が生育するための養水分を送り、風が吹いた時にダイズが倒れるのを防いでいます。
地下に伸びる根の中に、ちいさな丸いものがついています。これは「根粒(こんりゅう)」といいます。「根粒」はダイズにとってとても大事な働きをします。くわしい説明をクリックして、「根粒」について見てみましょう。



ダイズの茎(くき)は。節と節間(ふしま)からなり、主茎(しゅけい)と側枝(そくし)にわかれます。茎は節と節の間の節間が伸びていく事によって生長していきます。
主茎節は子葉節(しようせつ)・初生葉節(しょせいようせつ)・本葉節(ほんようせつ)という三つの部分に分けられます。本葉節は第一本葉節、第二本葉節と 茎の生長に従い増えていきます。くわしい説明をクリックしてこんどは側枝の増え方を見てみましょう。


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ダイズの葉はイネとは違って、丸くて大きく横に広がり、太陽の光がたくさんあたるようにできています。
ダイズの葉は子葉・初生葉(しょせいよう)・本葉(ほんよう)という3種類に分ける事ができます。子葉と初生葉は、一つの葉からなる単葉(たんよう)で、茎に対して葉が向き合ってつく対生(たいせい)になっています。
一方、本葉は3〜5枚の小葉(しょうよう)からなり、茎に対してたがい違いにつく互生(ごせい)になっています。


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ダイズの花は小さな蝶(ちょう)の様な形をしています。五枚の花びらと一本のめしべ、十本のおしべからできています。
開花するのに適した温度は25度前後ですが、短日植物であるダイズの花芽の生長は、15度以上の適温内なら、温度よりも昼の長さが短くなければなりません。つまり、一日のうちで暗い時間がある一定以上ないと花は咲きません。
ボタンを押して、ダイズの花についてもっとくわしく見てみましょう。



ダイズの実は「さや」に包まれています。「さや」は実を守り、実を太らせるために光合成もしています。
ダイズの実は「さや」と結合しているへそを通して養分になる炭水化物をためながら発達していきます。
開花後2〜3週間まではさやが大きくなり、その後は実が急速に生長します。熟してくるとさやが黄色に変化し、水分を失って実は丸くなってきます。開花後66日頃に完熟期をむかえます
花はたくさん咲きますが、その中で受粉が成功し、「さや」になるものは2割から4割程度です。