・ ダイズの上手な食べ方 ・ ごはんとダイズのいい関係 ・ ダイズのすごいパワー ・
「畑の肉」「畑の黄金」と呼ばれるダイズの主成分は、タンパク質と脂質です。タンパク質は牛肉に匹敵するほど豊富に含んでおり、脂質はコレステロール低下作用を持つリノール酸が含まれています。ほかにはビタミン・カルシウム・レシチン・サポニンなど、様々な栄養に富んでいます。
ダイズは栄養たっぷりの食べ物ですが、固い殻に覆われているため、生のままやゆでただけで食べると、消化が悪く激しい下痢を起こしてしまいます。ダイズは、煮たり炒ったりしただけではあまり消化率がよくありませんが、おからや豆腐にしたりすると消化率が90%以上にもなります。上手に料理・加工して、おいしく栄養を摂りましょう。
三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂肪)のうち、ダイズはタンパク質と脂肪を豊富に含んでいます。お米には炭水化物(デンプン)が豊富に含まれています。よって、豆腐、納豆、お味噌汁などのダイズ製品とお米を一緒に摂取すると三大栄養素を上手にとる事ができます。
ダイズはタンパク質を合成するアミノ酸のうち、食事からしか摂取できない必須アミノ酸のリジンを豊富に含み、メチオニンは少量しか含みません。一方お米は、メチオニンは豊富に含みますがリジンが不足しています。つまりダイズとお米を一緒に摂取すると、必須アミノ酸を互いに補う事ができるので栄養のバランスが良くなります。
ダイズの脂質は、不飽和脂肪酸を8割以上含んでいます。不飽和脂肪酸は、血管中にコレステロールが蓄積するのを防いでくれます。
ダイズの糖質にはオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖はビフィズス菌のエサになるので腸の中でいい働きをする善玉菌を増加させます。
レシチンは血液中のコレステロールを脂肪代謝機能によって溶かし、血管に付着するのを防いで栄養の吸収と老廃物の排泄を促します。血の巡りが良くなるので肝臓の働きを保護し、腎臓の働きも助けるそうです。脳への血液の流れも良くなる事から、痴呆を防ぎ、記憶力・集中力を強化してくれます。
イソフラボンには女性ホルモンに似た働きがあります。女の人は閉経を迎えると卵巣からの女性ホルモンの分泌が低下するので、骨量が減少して骨がもろくなる骨粗しょう症にかかりやすくなります。イソフラボンはその骨粗しょう症になるのを防いでくれるといわれています。