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コシヒカリササニシキあきたこまちひとめぼれ

 

お米には「コシヒカリ」「あきたこまち」などたくさんの種類があります。現在日本で栽培されているイネは約230種類。しかし、最初からこんなにたくさんのイネが栽培されていたわけではありません。


日本で稲作が始まったのは今から約2500年ぐらい前の縄文時代からと考えられています。この時代の水田遺跡を調べたところ赤い色をした「赤米」(あかごめ)が発掘されました。これにより日本で最初に栽培されていたのは「赤米」ではないかと推測されています。

「赤米」から始まった稲作はその後日本全土に広がっていきます。日本の風土はイネの栽培に適していましたが、南北に細長く気候の違いが大きいため同じようにイネを育てていても収穫量に地域差が出てくるようになりました。

そこで、日本のどの地域でもおいしいお米がたくさん収穫できるように、各地域の環境に適したイネが研究されるようになりました。その後イネの品種改良が進み、現在のようにさまざまな種類が生み出されることになりました。



福井県農業試験場で昭和31年に誕生しました。
親は、明治時代のおいしいお米の代表とされていた旭(あさひ)と亀の尾(かめのを)の血を引く「農林22号」と「農林1号」です。
全国品種別作付け面積1位。粘りと甘味があり日本で最もおいしい米といわれています。人気のある「あきたこまち」や「ひとめぼれ」「ひのひかり」などはコシヒカリの血をひく品種です。


宮城県古川農業試験場で昭和38年に誕生しました。
親はコシヒカリの兄弟の「ハツニシキ」と亀の尾の子孫の「ササシグレ」です。うまさの血統からいうと米のサラブレッドです。
あっさりとした食感で、コシヒカリと並ぶおいしいお米です。宮城・岩手・山形・秋田などの東北地方に限られて栽培されています。


秋田農業試験場で昭和59年に誕生しました。親は「コシヒカリ」と「奥羽292号」です。東北地方では秋田県を中心に岩手県、山形県での作付けが多く、主産地・秋田県の作付シェアは80%を超えています。
コシヒカリの味のよさを受けつぎ、炊いた時の粘りや光沢もとてもいいお米です。また、ユニークな名まえで全国に知られています。


宮城県古川農業試験場で平成3年に誕生しました。親は「コシヒカリ」と「初星」(はつぼし)です。
ポスト・ササニシキの新銘柄として登場してからわずかな期間で急成長をとげ、現在作付け面積はコシヒカリに次いで2位です。
味・香り・粘りともコシヒカリと同じ水準と評価されています。
宮城県を中心に岩手県、山形県、福島県などの東北地方の他、栃木県・茨城県・千葉県などでも作付けされています。