・ 種の形 ・ 発芽の様子 ・ 根 ・ 葉 ・ 茎 ・ 分げつ ・ 穂 ・ 花 ・ 受粉 ・
S2 根は水分や養分を吸収する大事な器官です。コムギの根は発芽の時に5〜6本出てきて、分げつを始めるころからたくさんの根を出すようになります。また、コムギの根には空気の通る管がありません。そのため、水田のような空気の少ない場所では生長できません。土が乾燥していて酸素を多く含んでいると地中深くまでのび、根毛と呼ばれる細かい根もたくさん出します。しかし、水分が多すぎると根が浅くなってしまい、発達が悪くなります。
S2 葉の枚数は9〜14枚です。葉では、光合成を行って、生長に必要なでんぷんを作っています。でんぷんや水などを運ぶ葉脈が平行に走っている点が特徴です。
S2 茎は、根から吸い上げた水や養分の通り道です。またコムギが強い風の中でもしっかりと立ち、葉を広げて十分な光合成を行ったり、重い穂を支える働きもしています。 また、茎には節があり、コムギが倒れたとき、節の部分から上を向くことができるようになっています。
S2 コムギは根や葉だけでなく茎も増やします。これを分げつといいます。分げつは、一本の茎の根元から、葉の出方と連動して規則正しく増えていきます。一つの種からたくさんの穂を出し、たくさん実をつけるための役目を果たします。茎は10本くらいに増えますが、中には穂をつけないで枯れてしまう分げつもあります。これらの枯れてしまった茎は、穂をつける茎に栄養分を与えます。
秋まきコムギの場合、春になって茎が立ち始める1月〜2月頃、茎の先に幼穂という穂の赤ちゃんをつくります。この幼穂が生長し、穂となって現れるまで3ヶ月半ちかくかかります。生長した穂の先には、「のげ」というとがった長いとげがあります。「のげ」も光合成を行います。