・ 原産地 ・ 原産地からの広がり ・
カブの原産地はいろいろな説がありますが、ヨーロッパ西南部の海岸地帯から広まったようです。
南ヨーロッパ地中海沿岸原産とする一元説と、アフガニスタンを中心とする西アジアに一時的原産地があり、そこから西および南ヨーロッパに伝わって二次的原産地となったとする二元説があります。また、北ヨーロッパ・シベリアなどで発達したとする多元説もあります。
ヨーロッパでは紀元前から栽培されていました。ギリシャ・ローマ時代にはすでに重要な野菜とされ、ヨーロッパ各地へ広まり、小アジア、ペルシア、インドへも伝播(でんぱ)しました。16世紀頃からは飼料としても注目されるようになりました。アメリカへは、初期の移民が種子を持ち込んだと言われています。中国へはアフガニスタンから約2000年前に伝わり、雲南、四川地域を中心に華中で多く栽培されるようになりました。華南や華北ではあまり栽培されていません。