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コムギは日本では昔からいろいろな土地で育てられてきました。コムギを育てることによって、冬の風の強い時期に、畑やたんぼの土が飛ばされるのを防いでくれます。また、コムギを収穫したあとには、別の作物がよく育ちます。

コムギ畑は、耕し方や種まきの仕方によっていろいろな表情があります。




水はけの悪い土地に畑を作るときには、排水用のみぞをほったり土をよせて「うね」を作ります。「うね」の幅はだいたい60〜70cm、高さは5〜10cmです。




タネのまき方にもいくつかの種類があります。一般的なのは「すじまき」で、20〜30cmの間隔をあけて細い線状にまくものと、60〜70cmの間隔をあけ、9〜12cmの幅の列を作って種をまくものがあります。「株まき」は、種を一か所に数粒ずつかためてまくやりかたです。また、「ばらまき」というまき方もあります。これは、その名の通り、特に列を作らずに畑全体にタネを均等にまいていく方法です。




コムギとコムギの間の土に別の作物を栽培することを「間作」といいます。間作のメリットには、より多くの収穫が得られること、間作している作物をコムギが守ってくれるのでよく育つこと、前に作ったコムギの根やわらなどが養分になってくれることなどがあげられます。コムギといっしょに作られることのある作物としては、ダイズなどがあります。