・ 育苗作業 ・ 田起こし ・ 代かき ・ 田植え ・ 水の管理 ・ 草刈り ・ 中干し ・ 防除 ・ 刈り取り ・ 乾燥 ・ カントリーエレベーター ・
種から苗を育てます 苗を育てるために充分な肥料を混ぜた「床土」を用意し育苗箱に入れていきます。そこへよく芽が出るようにたっぷり水分を吸わせた種をまいていきます。 育苗箱にまかれた種はビニールハウスに運ばれ育てられます。ビニールハウスを使うと苗が早く育つだけでなく根や茎なども丈夫に育つ効果があります。
土の中に空気を入れて柔らかくします たんぼの土は冬の間に固くなってしまいます。土が固いと苗を植えても根が伸びることができないのでトラクターでたんぼの土を深く掘り起こします。空気を入れてやわらかくすることでイネの育ちやすい環境を作ります。
水を入れて平らにならします 田起しをしたたんぼに用水路から水を引きます。トラクターで水と土をかきまぜて、たんぼを平らにして水の深さをそろえます。これで田植えの準備ができました。
苗をたんぼに植えます 育苗箱の苗が育ち、代かきが終わったら、いよいよ田植えです。田植え機で植えると、1日平均2hほどの面積を植えることができます。 (機械がないころは、近くの農家や親戚に手伝ってもらっていました。「賃田植え(ちんたうえ)」という田植えのアルバイトもありました。)
寒さに弱い苗を守るために水調節をします 田植えをしたあと苗から新しい根が出るまでの間、農家の人は、朝と夕方にたんぼで苗の生育状況を観察します。 イネの苗は寒さに弱い植物です。気温の低いときは水かさを増やし寒さから苗を守ってやります。天候や気温をみながらたんぼの水を調節することがこの時期とても重要なのです。
あぜの草刈りをします イネに草が覆いかぶさったり、病害虫の発生源になってしまうので、農家の人は電動草刈り機で、たんぼのあぜの草刈りを行います。
たんぼから水を抜きます 土を乾かして新鮮な空気を土の中深く送るために、たんぼから水を抜く中干しをします。空気がたくさん送られることによりイネの根の生長は促進され、イネの茎・根・葉なども更にたくましく丈夫になります。
病気や害虫を予防しイネを守ります イネが穂をつくるという一生で一番大切な時がやってきました。この時期病気や害虫からイネを守り秋に収穫ができるように最低限の農薬を使います。 ラジコンヘリコプターが農家の人に代わって農薬をまいています。
穂が黄色くなったら刈り取ります コンバインは刈り取りと、もみとわらを分ける脱穀を同時に行なう機械です。もみはコンバインの中にためられ、わらは細かく切られてたんぼにまかれます。 刈り取られた生のもみはコンバインの中に一定量たまると、トラックでカントリーエレベーターや共同の乾燥施設に運ばれます。
農家の人たちが消費者に直接売ることができる計画外流通米などは共同で運営している乾燥施設等に運びます 刈り取った生のモミを乾燥機に入れて水分を15〜16%まで乾燥させ、モミがらを除いて玄米(げんまい)にします。玄米の中から未成熟な玄米や石ころなどを取り除き出荷用の紙袋に規格の量だけ詰めます。
さまざまな業者を通じて私たちに届けられる自主流通米や政府米などは生のもみのままトラックでカントリーエレベーターに運ばれます ここで簡単な検査をうけたあと大型乾燥機で水分を15〜16%まで乾燥し、もみのまま低温で貯蔵されます。そして、必要な時に必要な量だけもみすりされ、玄米にして出荷されます。